舌ケアとマウスウォッシュは併用できる?

舌ケアとマウスウォッシュは併用できる?

舌ケアとマウスウォッシュは、基本的に併用できます。舌ブラシや舌クリーナーで舌の表面を清掃したあと、マウスウォッシュを使う方法が一般的です。ただし、強くこすりすぎたり、マウスウォッシュだけで舌の汚れを落とそうとしたりしないことが大切です。

舌ケアとマウスウォッシュを併用する順番

舌ケアを先に行い、その後にマウスウォッシュを使うと、手順が分かりやすくなります。舌の表面に付着した舌苔(ぜったい)を物理的に取り除いてから、口の中をすすぐ流れです。

  1. 舌ブラシや舌クリーナーを水でぬらす。
  2. 舌の奥から手前へ、力を入れずに数回動かす。
  3. 舌ブラシを洗い、口を軽くすすぐ。
  4. 商品の表示どおりの量と時間でマウスウォッシュを使う。

ただし、順番を間違えたからといって、すぐに問題が起きるわけではありません。重要なのは、舌を傷つけないことと、マウスウォッシュの使用方法を守ることです。

舌ケアとマウスウォッシュの役割は違う

舌ケアは、舌の表面に付いた舌苔や汚れを、舌ブラシなどで直接取り除く方法です。一方、マウスウォッシュは、口の中をすすいで口臭を一時的に抑えたり、製品によっては口内の細菌の増殖を抑えたりする目的で使います。

方法 主な役割 注意点
舌ケア 舌表面の舌苔や汚れを取り除く 強くこすると舌を傷つけることがある
マウスウォッシュ 口の中をすすぎ、口臭などをケアする 歯みがきや舌ケアの代わりにはならない

そのため、マウスウォッシュを使っていても、舌の表面に付着した舌苔が十分に取れるとは限りません。口臭対策では、歯みがき、歯間清掃、必要に応じた舌ケアを基本にして、マウスウォッシュを補助的に使います。

舌ケアをするときの注意点

舌は傷つきやすいため、舌苔を一度に完全に取ろうとしないでください。奥から手前へ軽く動かし、痛みや出血がある場合は中止します。

  • 歯ブラシで強くこすらない
  • 舌ブラシを強く押し付けない
  • 短時間に何度も繰り返さない
  • 使用後の舌ブラシを洗って乾燥させる

舌苔は健康な人にも付くことがあります。無理に取り切ろうとせず、表面の汚れを軽く落とす程度にしましょう。

マウスウォッシュを使うときの注意点

マウスウォッシュは、製品によって使用量、すすぐ時間、使用回数、使用後の水すすぎの要否が異なります。ボトルや添付文書の表示に従って使ってください。

刺激や乾燥が気になる場合は、アルコールの有無や刺激の強さが異なる製品を検討できます。ただし、使用中にヒリヒリ感、口の粘膜の痛み、発疹などが出た場合は使用を中止してください。

薬用成分を含む製品や、歯科医院から指示されている洗口液は、自己判断で使用回数を増やさないことが大切です。特に、治療目的の洗口液を長期間使う場合は、歯科医師や薬剤師に確認してください。

歯みがき後に使う場合はタイミングに注意

フッ素配合歯みがき剤を使った直後にマウスウォッシュですすぐと、歯みがき剤に含まれるフッ素などが口の中から流れやすくなる場合があります。むし歯予防を目的にする場合は、マウスウォッシュを歯みがきとは別の時間に使う方法もあります。

たとえば、朝食後や昼食後など、歯みがき直後ではない時間に使う方法です。ただし、製品の目的や成分によって適した使い方は異なるため、表示を優先してください。

舌の汚れが続くときは歯科医院へ

舌ケアを続けても厚い舌苔が取れない、舌に痛みや出血がある、白い部分や赤い部分が長く続くといった場合は、強くこすって対処しないでください。口内炎、感染症、乾燥など、舌ケアだけでは改善しない原因が隠れていることがあります。

舌の色や表面の変化が続く場合、痛みを伴う場合、食事や会話に支障がある場合は、歯科医院や医療機関に相談しましょう。

舌ケアとマウスウォッシュの併用で迷ったら

基本は、舌をやさしく清掃し、マウスウォッシュは表示どおりに補助的に使うことです。マウスウォッシュだけで舌の汚れを落とそうとせず、歯みがきや歯間清掃も続けてください。

まずは舌ブラシを軽く使い、痛みや出血がないかを確認します。そのうえで、使用中のマウスウォッシュの成分、使用量、歯みがきとのタイミングを表示で確認すると、安全に併用しやすくなります。