子どもの舌磨きは、何歳からと一律に決まっているわけではありません。目安としては、うがいをして水を吐き出せるようになる2〜3歳頃から、必要な場合にやさしく始めます。ただし、舌に汚れが見えない子どもに、無理に舌磨きをする必要はありません。
子どもの舌磨きは2〜3歳頃が目安
舌磨きを始めるなら、子どもが口に入れた水を飲み込まずに吐き出せるようになってからが目安です。年齢には個人差があるため、2歳でも難しければ急いで始める必要はありません。
最初から舌ブラシを使うのではなく、子ども用のやわらかい歯ブラシで舌の表面を軽くなでる程度にします。舌の奥まで入れると、吐き気が出たり傷ついたりすることがあるため、前の方だけを短時間で行いましょう。
1歳未満の赤ちゃんは舌磨きをしなくてよい
授乳後などに舌が白く見えても、母乳やミルクが付着しているだけの場合があります。無理にこすり取ろうとすると、舌の粘膜を傷つけるおそれがあるため、舌ブラシや歯ブラシで磨かないようにします。
歯が生える前は、口の中を清潔にしようとして舌をこするよりも、歯が生え始めた時期に歯磨きの習慣を作ることが大切です。白い付着物が取れない、広がる、痛がるといった場合は、自己判断でこすらず小児科や歯科に相談してください。
子どもの舌磨きのやり方
舌磨きは毎回行う必要はありません。舌の汚れが気になるときに、歯磨きの後などに短時間で行います。
- 子どもに水を吐き出せるか確認する。
- 子ども用のやわらかい歯ブラシ、または年齢に合った舌ブラシを用意する。
- 舌を前に出してもらい、舌の中央から先に向かって軽くなでる。
- 力を入れず、数回で終える。
- 口をすすげる場合は、最後に水で口をすすぐ。
舌の奥は吐き気が出やすいため、無理に磨きません。子どもが嫌がる場合は中止し、次の機会に改めます。
舌磨きを嫌がる子どもに無理は不要
舌磨きは、歯磨きのようにすべての子どもに必須の習慣ではありません。舌の表面を強くこすると、痛みや出血につながることがあります。
まずは歯磨きを優先し、舌磨きは子どもが受け入れられる範囲で行ってください。口臭や舌の白さが続く場合も、舌を強くこするのではなく、歯科で原因を確認することが大切です。
歯科を受診したほうがよい症状
次のような症状がある場合は、舌磨きで対応せず、小児科または歯科に相談しましょう。
- 舌の白い付着物がこすっても取れない
- 舌が赤く腫れている、痛がる
- 出血や傷がある
- 口臭が続いている
- 食事や飲み物を嫌がる
子どもの舌磨きは、うがいをして吐き出せるようになった2〜3歳頃を目安に、必要なときだけやさしく行うと考えるとよいでしょう。年齢よりも、吐き出す力があるか、舌磨きを嫌がらないかを基準にしてください。







