舌磨きの力加減はどのくらいが適切?

舌磨きの力加減はどのくらいが適切?

舌磨きの力加減は、舌の表面にブラシやヘラを軽く当て、痛みや出血がない程度が適切です。汚れを落とそうと強くこする必要はありません。舌は傷つきやすいため、力よりも「奥から手前へ、やさしく動かす」ことを意識しましょう。

舌磨きの適切な力加減

目安は、舌の表面が少し触れられていると感じる程度です。舌を強く押しつぶしたり、歯を磨くときのようにゴシゴシこすったりしないでください。

舌磨きの適切な強さを数値で一律に示すことは難しく、舌の状態や使用する道具によっても異なります。迷ったときは、次の状態を基準にすると判断しやすくなります。

  • 舌に痛みやヒリヒリ感がない
  • 舌から出血しない
  • 磨いた後に舌が赤く腫れていない
  • 舌の表面が傷ついた感じがしない

これらに当てはまらない場合は、力が強すぎる可能性があります。

舌を傷つけにくい磨き方

舌磨きは、次の順番で行うと力が入りすぎにくくなります。

  1. 舌を前に出し、舌の表面を確認します。
  2. 舌ブラシや舌クリーナーを水でぬらします。
  3. 舌の奥に道具を無理なく当てます。吐き気が出る場合は、無理に奥まで入れません。
  4. 舌の奥から手前に向かって、軽く引きます。
  5. 1回動かすごとに道具を水ですすぎ、必要な範囲を数回に分けて磨きます。
  6. 終わったら口をすすぎ、道具を洗って乾かします。

前後に何度もこするより、奥から手前へ一方向に動かすほうが、舌への刺激を抑えやすくなります。舌の奥は特に敏感なので、吐き気を我慢して磨く必要はありません。

力が強すぎるときに出やすいサイン

磨いた後に舌がヒリヒリする、赤くなる、出血する場合は、舌の粘膜に刺激を与えすぎている可能性があります。

その場合は、いったん舌磨きを休み、痛みが落ち着いてから、道具を軽く当てるようにして再開します。ブラシの毛先が硬い、道具が劣化している、同じ場所を何度もこすっているといったことも、刺激が強くなる原因です。

出血や痛みが続く場合、舌に傷や腫れがある場合は、舌磨きを続けず、歯科医療機関などに相談してください。

舌磨きは何回行えばよい?

舌磨きは、汚れが気になるからといって何度も行う必要はありません。まずは1日1回を目安に、舌の状態を見ながら行います。

毎回強く磨くよりも、舌に痛みや違和感が出ない方法で続けることが大切です。使用する舌ブラシや舌クリーナーに回数や使い方の表示がある場合は、その説明も確認してください。

舌磨きの力加減に迷ったときの判断基準

「汚れが取れたか」だけでなく、「舌に負担がかかっていないか」で判断しましょう。磨いた後に舌が傷ついていないなら、現在の力加減を保ちます。ヒリヒリ感や出血があるなら、道具を当てる力と回数を減らしてください。

舌磨きは、痛みを感じない程度の軽い力で、奥から手前へ数回動かすのが基本です。力を強くしても、舌の汚れがよりきれいに落ちるとは限りません。